Mexico City, 2025 – 2026
メキシコでお店を作った、あの日々のこと。
知らない街を歩いて、気になるお店に入って、
「ここだったら?」と何度も想像した。
「何もない空間を前に、
頭の中にお店が浮かんだ。
やれる気がした。」
ペンキまみれになりながら、笑いながら。
この壁がお店の顔になるんだと思ったら、
力が湧いてきた。
「ジェラートって何?
作れるの?
——まずやってみよう。」
子どもたちも横に並んで、真剣な顔で見てた。
失敗しても、また作った。
美味しくなるまで、諦めなかった。
あの何もなかった空間が、
光と花とジェラートで満たされた。
あの日、誰かが言った。
「凪って、波が静まる瞬間のことだよね。」
そう。嵐の後に訪れる、
穏やかで美しい時間。
NAGI Café & Snack